株式会社インクローバーのデザイナーの仕事についてご説明いたします。


デザイナーは、ディレクターの構成に従って、デザインラフを作成します。 サイト構築の目的を理解し、ターゲットに合ったイメージを考え、webという媒体の特性を踏まえながら、デザインする。自己満足ではなく、有効性を考えたデザインが重要だと考えています。
デザイナーの具体的な仕事内容は以下のとおりです。
デザインする
『デザインする』とはどういう事でしょうか。
「お客様のゴールへ向けての最善の表現方法を模索し、実装すること。」これが、in cloverのこたえです。
デザイナーは、アーティストではありません。自由な表現を求め続けるアーティストとは違い、どの分野においても「デザイナー」というのは、多かれ少なかれ、何かしら制約の中での表現が求められます。そして、in cloverの領域であるWeb業界には、デザイナーにとっての制約が特に多いのではないかと思います。
たかだかタテヨコ1000ピクセル前後しかない表現エリアの中で「美しさ」や「情報の見やすさ」を表現しなければなりません。ユーザーの使用するブラウザには数多くの種類や特性が存在するため、表現しきれないものもあります。予算の都合や連携するwebプログラムの都合上、選択できる表現方法が絞られてしまうこともあります。
平面でも3次元でもない、Web特有の世界の中で、特有の制約に囲まれながら、「情報」と「情報」を見やすくキレイに並べていくわけです。
そして、そういうたくさんの制約の中に「不自由さ」を感じるデザイナーもいれば、「束縛の中で最大限の表現方法を模索する楽しさ」を見出すデザイナーもいます。
in cloverのデザイナーは、全員後者であり続けたいと願っています。
その楽しさの中にこそ、「デザインする」醍醐味があると思っているからです。
デザイン性とユーザービリティ
サイトのデザインにはデザイン処理やカラーリング、フラッシュなどのビジュアルデザインや情報デザインがありますが、これを考える上で、必ず気にしておかなければいけない事があります。
それはユーザビリティです。
簡単に言うとサイトの「使いやすさ」です。例えば、ものすごくしっかり出来たサイトでも、フラッシュなどのオープニングムービーを毎回強制的に見せられたのではユーザーはうんざりします。
それがどんなに優れたフラッシュムービーで、どんなにカッコ良くても、それは最終的には全く意味のないものです。一度目は「おっ」と食いつきこそすれ、2回目、3回目となればすぐに見飽きてしまい、
そのうちに「このサイトはオープニングムービーがうっとうしいからもう見に来たくない!」
と思われてしまうわけです。
これはものすごく勿体無いことですし、結果的に間違ったwebでの表現方法です。どうしてもオープニングムービーが必要なのであれば、最低限「スキップボタン」を付けるべきでしょう。
その他にも、見た目ばかりにこだわりすぎて、「本来ユーザーが求めているものとは違うのになぁ。見づらいなぁ。」というサイトが、世の中にはうんざりするほどあります。
本当に、うんざりするほど。
それを全部無くしてしまいたいと言う密かな野望も、あったりなかったり…。
サイトデザインの提案
『デザインする』という事を踏まえたうえで、in cloverのデザイナーがする事はなにか。
デザイナーに新しいお仕事が来たという事は、営業やディレクターが、お客様との「ゴールの共有」を達成したということです。まずは、それをじゅうぶんに理解することから始まります。
in cloverでは、自分の勝手な理想論やアートセンスだけを頼りに殻にこもってデザインする事をデザインとは呼びません。営業やディレクターを通じて、デザイナーもまた「ゴールを共有」し、はじめてサイト制作チームの一員となれると考えています。
まず、営業がどのような要望をお客様から伺い、または導き出したのかを理解します。
ターゲットとなる顧客層は?
特にアピールしたいポイントは?
イメージカラーは?
などなど。
そしてディレクターが、それをどのような情報デザインによってアプローチしようとしているのかも理解します。
どのページへ多くのユーザーを誘導したいのか、
それによってどういうアクションを期待しているのか、
競合サイトとはどのように差別化を図るのか、
などなど。
特に、競合サイトについては、ディレクターのリサーチを参考にしつつ、デザイナーはデザイナーとして、デザイン的側面からのリサーチも重要です。検索結果として並んだ際には、ユーザーがどのページを読み進むかは、「ぱっと見」の良し悪しで決まると言っても過言ではありませんので。それに、「うちのが一番恰好良いですね。」と、お客様に言ってもらいたいですし、ね。
ともかく、デザイナーには以上のような『情報理解』がとても大切なのです。
その上で、理解した情報をデザインに落とし込んでいきます。
ターゲットとなる顧客層に響くイメージになるように。
誘導したいメニューボタンにきちんと目が留まるように。
どこにリンクがあるのかが伝わりやすいように。
さまざまな課題をクリアしながら、「デザイン」していくわけです。
ただどんな時でも、最大限の表現方法を模索するための、余裕、と言うか、『遊びゴコロ』が必要です。
ユーザーの事を考え、サイト運営者であるお客様の事も考え、そしてさらにお客様の業界に数多く存在する、競合他社サイトに埋もれない何かを表現しないといけない。とまあ、デザイナーにはやることが山積しているわけですが。だからと言って、『遊びゴコロ』をなくし、ただ生真面目に「情報」を並べ揃えただけでは、面白みのあるサイトなんて作れるはずはない、と思っています。
in cloverのデザイナーはこれからもずっと、『情報理解+競合リサーチ+遊びゴコロ』をキーワードに、日々お客様と対話していきたいと、考えている次第であります。