Podcastは普及する?
マーケジンの小林さんの連載「Podcastの現状と今後の可能性」を読んで考えてみました。
音声メディアというネック
Podcastの仕組みを見なおしてみますと、「タグ付け、ユーザによる評価」「デバイスフリー」「ユーザ参加型コンテンツ(CGM)」など、どれをとっても今のインターネットビジネスで注目されている特徴を持っており、もっと認知されるメディアになってもよさそうなものです。
そこで、自分で実際に番組を制作して配信してみたり、著名なPodcast配信者にお話をお聞きしたところ、Podcastの知名度が上がらない理由の1つとして、「音声(映像)メディア」であることが、思っている以上に大きなネックになっていることがわかってきました。
確かに現在、ネットサービスで圧倒的な人気を誇る「ブログ」「SNS」「Wiki」などは、基本的に「文字」メディアであり、コンテンツの制作(執筆)における制限は多くありません。また静止画(スチル)であれば、昨今におけるブロードバンド環境においては以前のような容量的な問題にもなりません。
これに対して音声(映像)では、特に「制作できる環境」はぐっと限られます(録音、編集できる機材・ノウハウなどを持ち合わせている人数が大幅に少なくなる)。視聴する場合も、音が出せる場所、音が聞ける場所が必要であることや、コンテンツをチェックするのにリアルタイム時間(多少の早巻き再生はできるにせよ)が必要になり、さらには「実際に視てみる・聞いてみるまで」はどんなコンテンツなのかもほとんど知ることができません。
結果、コンテンツ供給側(ポッドキャスター)と消費側(リスナー)にとって、従来のメディアと比べて、利用するのに敷居の高いメディアとなっているのです。
結論から言えば、ある特定の分野(現在すでにストリーミングで流れている音楽、映像の分野:セミナー・IR・教育等)では、RSSを生成し、シンジケーションしやすくなるという意味において、標準的にPodcastを活用していくだろうと思います。テキストで補足もできますし。
しかし現状言われているような個人放送局といったような使い方は、上記論説にあるように、単純に労力がかかり過ぎるという理由からほとんどされていかなくなると思います。
個人的には、自分が以前VJをしていたということもあり、このようなサイトの運営者がSNSと組み合わせる等して積極的に取り組んでいってもらいたいと思っています。
テクノ(おおざっぱに言い切ってしまいますが)というジャンルの音楽はあまりポピュラーではありませんが、その作品を作り上げていく思想、過程において非常に現代的で創造的だと思います。そして彼らは日常的にPCを使い作品を創造しているので制作障壁?といった問題もクリアできています。
彼らの生み出す作品はマーケットがあまりに小さいために、単純に資本が動かず多くの人に届けるのが難しいのが現状です。願わくばそういった方々の作品が人の目にふれることができるようにがんばってもらいたいなぁ。
今日は単に個人的な思いを書いてしまいました。。。
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