東京北青山、大阪四ツ橋発、WEBディレクターのブログ

正しくて、面白い。google analytics

google analytics,正しくて、面白い。

Google Multi-Channel Funnels

いつ出るのかだけの問題だとは思ってはいましたが、Google Analyticsにコンバージョンまでに要したアクセス元の遷移を検証するための、アトリビューション分析(間接効果測定)機能が追加されました。

まだ日本語版はありませんが、コンバージョンに至るまでの30日間の履歴がレポートで確認できるようです。素晴らしいですねー。

詳細な説明は英語ページですがこちらから。

これまでに国内でもアトリビューション分析ができる解析ツールはありましたが、有料である事に加えて設定がとても面倒だったために、なかなかクライアントにおすすめしてきませんでしたが、やっときた感じです。早く日本語にも対応してほしいですね。

google analytics,正しくて、面白い。

trackPageviewとtrackEventの使い分け

Google Analyticsでリンク先の計測を行う際には、trackPageviewとtrackEventという関数を使用しますが、計測する意図を明確にして使い分けないと、後で設定しなおさないといけないなんて事になりかねません。

使い分け方は単純に、リンク先をページとしてカウントしたい場合にはtrackPageview、リンク先をイベントとしてカウントしたい場合にはtrackEventを使います。

例えば、Ajaxを使ってまったくページ遷移が発生しないサイトでも、どのコンテンツ(ページとして)が良くみられているかを知っておきたい場合には、trackPageviewを使います。嬉しいおまけとしてtrackPageviewを使えば、目標値に設定することが出来るのでコンバージョン値としても見ることができるようになります。

リンク先が資料のダウンロードであったり、ビデオの再生だったりする場合にはtrackEventを使います。trackEventはコンテンツメニューの中の、イベントのトラッキングという項目から見ることができます。

それぞれ非同期のトラッキングコードで記述すると、

■trackPageview
onClick="javascript:_gaq.push(['_trackPageview', '仮想ページ名']);

■trackEvent
onClick="_gaq.push(['_trackEvent', 'カテゴリ', 'アクション','ラベル',値]);

となります。

ついでといってはなんですが、非同期コードの移行例はこのGoogle Analyticsのヘルプページが詳しいです。

google analytics,正しくて、面白い。

アドワーズにも欲しいなーと思う「加重並び替え」機能

最近、Google Analyticsに追加された「加重並び替え」機能ですがとても便利です。
【直帰率】や【新規セッションの割合】で並び替えをした際に、重要性に基づいて関連する最も有益な列から順に表示してくれます。

直帰率が100%で月間に1セッションしかないワードよりも、直帰率が90%で月間に1000セッションあるキーワードを把握しておくことがサイト運用上は大切なはずです。

以前はエクセルにデータを出力してから並び替えしていましたが、この機能が追加されたことによりAnalyticsの管理画面上だけで行えるようになりました。

願わくばアドワーズ管理画面から、あるいはアドワーズエディターでさくっと出来るようにもして欲しいなぁ。

なお「加重並び替え」機能の使い方はYouTubeでご覧ください。すごく簡単です。

google adwords,google analytics,overture,正しくて、面白い。

具体的改善策を見出せない分析に意味は無い

アクセス解析全盛の感がありますが、解析した結果をもとに、うまくPDCAサイクルを回せていますでしょうか?

ホームページ制作の現場にいると、たいていの場合、Google Analyticsを導入しているが、何をどう活用してよいかわからず、ただ表面的な数値だけをおっている方が多いように思います。

アクセス解析は、期待効果の明確な意図のもとに施策を実行した後、その結果がどうあったのかを検証するために有効なのであって、施策無しに解析結果だけを眺めていても意味はありません。

ホームページの「直帰率」、「離脱率」、「平均PV」、「平均滞在時間」、「再訪率」、「CV率」、、、等々、書き出せばいくらでも指標を上げることができますが、実はこれらの指標をもとにした解析では、設計に問題を抱えているホームページ以外では、実効性のある改善策を導くことは難しいのが現実です。

ホームページから成果を上げていく過程において、もっとも重要なことはアクセスを集めることです。

当たり前ですが価値あるコンテンツをもったホームページでもアクセスが無いと成果を生み出すことはありません。

アクセス解析がもっとも有効に働くケースのひとつは、今までにアプローチできていなかった見込み客を集客したときに、自社のコンテンツがどのように機能しているかを検証し、成果を生み出す可能性があれば、速やかに改善策を実行する。この集客して、検証して、改善するというプロセスを継続して回していくことで、確実に成果を生み出していくことが可能になります。

まずは、現状のホームページに問題は無いかを検証することからはじめて、大きな穴があれば塞ぐための改善策を実行し、それから集客施策を実行していくようにして下さい。

アクセス解析は成果を上げるための使用法を知ることで、有効度は絶大です!ただ漫然と解析結果を眺めるのではなく、成果を生み出すための仮説を実行し、その結果を検証するためのツールであることをまず理解しておく必要があります。

最後に、Google Analyticsを導入した際にしておきたい設定をまとめた記事をご紹介しておきます。あわせてご参照ください。

google analytics,正しくて、面白い。

リスティング広告とアクセス解析

リスティング広告を運用していく中で、広告効果を高めていくために、最近ではアクセス解析を併用することが当たり前になってきています。

リスティング広告の管理画面から検証できるのは、どのキーワードが何回表示されて、クリック率は何%だったか、どの広告テキストが何回表示されて、クリック率は何%だったか、どのキーワードのCVRはいくらで、CPAはいくらで、といった、「集客をいかに最適化するか」と「集客した結果どうだったか」ということだけです。

実際にユーザーがコンバージョンに至るまでのプロセスは、

集客 → コンテンツ閲覧 → コンバージョン

となりますが、リスティング広告の管理画面だけの検証では肝心の「コンテンツ閲覧」の部分がブラックボックスになってしまいます。そこで、コンテンツ閲覧部分の検証を行うために、アクセス解析を併用する必要が出てくるわけです。

アクセス解析を併用するメリットは絶大で、各社様々な検証ノウハウを蓄積しつつあるわけですが、例えばひとつ、「リスティング広告 運用」と「リスティング広告 アクセス解析」というキーワードがあったとして、そのどちらもコンバージョンにつながっていないにもかかわらず、クリック数が多く、広告予算を結構な割合で消化してしまっているとします。

広告予算を最適化していくために、費用対効果の高いキーワードの掲載順位を上げてみたり、周辺キーワードをさらに追加してみたくなるわけですが、予算の都合上、上記のコンバージョンにつながっていない、クリック数の多いキーワードをどう扱えばよいでしょうか?

アクセス解析をしてみた結果、「リスティング広告 運用」で集客したユーザーの直帰率が88%、セッション中の滞在時間が20秒程度しかなく、「リスティング広告 アクセス解析」で集客したユーザーの直帰率が38%、セッション中の滞在時間が4分20秒であることが分かれば、どういった施策をうつべきでしょうか。

「リスティング広告 運用」というキーワードのニーズにこたえるコンテンツがサイトにある場合と無い場合、「リスティング広告 アクセス解析」というキーワードのニーズにこたえるコンテンツがサイトにある場合と無い場合によって、展開を考えていくことになりますが、アクセス解析をすることによって、単純にこれら2つのキーワードがコンバージョンを生まない駄目ワードかどうか判断するよりは、はるかに有益な検証ができるようになります。

アクセス解析でキーワードがどのようににサイト内で機能しているかを検証するための、重要なチェックポイントはこの他も数々あるわけですから、リスティング広告運用でアクセス解析を併用しないなんてことは...
となるのは当たり前なわけです。